岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館がリニューアルされたので、早速行ってきました。
お目当てはもちろんアレですよ、アレ。
岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館とは
岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館は1996年開館。2016年9月28日からリニューアルのために一時閉館していた。それが、いよいよ3月24日にリニューアルオープンしたというわけ。
【空宙博】岐阜かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト
1996年当時、ぼくはヒコーキマニアの中学生でした。同じ趣味の友人と電車を乗り継いで見に行って興奮して帰ってきた記憶がある。……帰りに道に迷って大変だった記憶も。
なんとなく、施設名は「かかみがはら航空宇宙博物館」だと思っていたんだけど、「岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館」なんだねえ。Wikipediaをみたら、かかみがはら航空宇宙博物館(開館当時)→かかみがはら航空宇宙科学博物館(2005年)→岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館(2018年)と名称変更しているとのこと。
あと、なんとなく「か『が』みがはら」といってしまったりすることがあるんだけど、「か『か』みがはら」なのよね。
あえて地名を平仮名で表記しているあたり、メッセージを感じる。間違えないようにしましょう。
レストア完了!三式戦闘機二型「飛燕」
リニューアル後の目玉(多分)はなんといっても三式戦闘機二型「飛燕」。戦後鹿児島の知覧特攻平和会館に展示されていた機体を、川崎重工業の工場がある各務原市に里帰りさせレストアしたものとのこと。
実はぼく、レストア中にこの機体を見に行ってます。
というか、かかみがはら航空宇宙博物館はリニューアル中完全に閉館していたわけではなくて、収蔵庫で若干の展示を行ってたんですよね。そのときの目玉がレストア作業中のこの機体だったというわけ。組み立て途中の飛燕をみる機会なんて、もう多分今後ありえないから、興奮して2回も見に行っちゃったよ……。
下は、その時の写真。
これ、結構すごくない?
これが、こうなってました。
もう大興奮ですよ!
ちなみに、同じブースにいわゆるゼロ戦―零式艦上戦闘機の試作機に当たる十二試艦上戦闘機の実物大模型が展示されている。
まあ模型なんですが、それなりの迫力があります。
ほかの展示も充実!家族連れにもおススメ。
飛燕が展示されているコーナーを抜けると、視界がバアッと広がって、そこにヒコーキがズラっと整列しています。ホンモノですよホンモノ。
ホンモノ!!
というか、博物館の庭の部分にも、YS-11やUS-1Aをはじめとする名機がドスドス並べてあって、そこは入場券買ってなくても入れるんですよね。まあ入場券もそんなに高くないんですが(大人800円、60歳以上・高校生500円、中学生以下無料)。今日のトップ画像はそのYS-11です。
ほかにも宇宙開発分野の展示があったり、お子様大興奮のフライトシミュレーターがあったり、遊んで学べる充実したつくりになっています。野外には子どもがゆっくり遊べるような広場もあったり、個人的にはマニアだけじゃなく家族連れにも超おススメの遊べるスポット。ちょっと交通の便が悪いかなという感じではありますが、ヒコーキ好きの方やヒコーキ好きのお子さんがいらっしゃるご家族には是非足を運んでみられることをお勧めします。