新しいレンズを手に入れるとテンションが上がって誰かに話したくなる。
聞かれてもいないのに。
どうか聞いてください。
はじめての魚眼レンズ
手に入れたのはシグマの魚眼レンズ。SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE。
写真を始めた時、魚眼レンズを買うことになるとは思ってなかった。まぁ、そもそもレンズを何本もそろえることになるとも思ってなかったんだけど(・_・;)
手に取った第一印象は「小さい」。
今使っているレンズのなかでは最小サイズじゃないかなぁ。単焦点レンズのレビューで「小さいのでカメラバックに忍ばせていける…」みたいな文句を見かけることがあるんだけど、これはまさにそういうサイズ感。
D750につけると軽すぎて不安になるくらい。
鈴鹿の森庭園で梅を見る
というわけ……でもないけれど、鈴鹿の森庭園のしだれ梅まつりに行ってきた。
鈴鹿の森庭園|しだれ梅まつり2018
開花具合で入園料が変動する。
このシステムはちょっと面白い。僕が行ったときは1500円だった。
魚眼で超広角だから当たり前なんだけど、相当寄らないと被写体が小さくなってしまう。これなんかも、思い切って木に寄ってみたんだけど、まだ遠いような気もする。
ファインダーに夢中になってると前玉に枝がぶつかりそうになってヒヤヒヤする。
画角が広い分、ガンガン太陽が入ってくる。いっそのことと思い切って太陽を入れてみたのがこれ。わりと嫌いじゃない。
お約束かな。水平線を曲げてみる。
これも。そういう風に現像したから、というところはあるけど、わりと軽快な色が出る気がする。
魚眼で撮ると特徴的な絵にはなるんだけど、ありがちな構図になりがちだなぁと思う。色々試してみよう。
ちなみに、梅はまさに満開で、遠出して1500円払うのは全く惜しくないと思えるだけのものがあった。人出もすごかったけど…。
以下は他のレンズで撮った写真。
龍光寺の寝釈迦祭
足を延ばして、龍光寺の寝釈迦祭にも行ってきた。
かんべの寝釈迦祭り|イベント|観光三重(かんこうみえ)
この16畳敷もある大涅槃図には、魔物扱いされ涅槃図の52種の動物の中に描くことが許されなかった猫が、掟を破って描かれており大変問題となったことから龍光寺の涅槃会が有名になりました。
ご開帳は、この地方で「釈迦荒れの時節」「かんべの釈迦の荒れじまい」などといわれる3月時期の3日間のみで、県内外から善男善女が参拝し、賑わいを見せる縁日の一つとなっています。
本堂では涅槃図絵説法話や参拝者の先祖供養、庫院では寺宝展、坐忘亭(県指定文化財)では珠光流呈茶、精進料理などが振舞われます。
参道には名物植木市、骨董市をはじめ約200軒もの露店が軒を並べ神戸の街は非常に賑わいます。
大涅槃図は日本三幅の一つだそう。
「こういう狭い室内でこそ魚眼の出番……!」と思ったんだけど、堂内撮影禁止で撮影できなかった。そりゃそうか。
ここも満開。
帰り路に
こういう水気のある景色だとfoveonを持ち出したくなる。
見晴らしのいいところから撮影。現像段階でHDR合成した。
視界がバアーッと開けたところにでると、テンションが上がって写真撮りたくなるんだけど、写真でその広さが表現できたと思えたことがない。広角レンズを使ってもそう。
それで、魚眼で空を広く撮ったらどうかなと思ったのが、このレンズを購入した理由の一つ。でもまだ十分じゃない。これも今後の課題かな。