Sigma Macro 50mm F2.8D EXを入手しました

……

(-_-;)

……

と言うわけで、聞いてください。

標準付近のマクロレンズが欲しかった

実はマクロレンズは既に一本持っていました。ニコンのAI AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dです。

リニューアルして現行製品はG型になっている。

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED-概要 | レンズ | ニコンイメージング
ニコンのFXフォーマットレンズ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

旧型といってもニッコールの105mmマクロ、すごく気に入ってはいるんですが、あんまりガチンコでマクロする写真をとっているわけでもなく、つけっぱなしにして普段使いするにはちょっと焦点距離が長いような気がして、あまり持ち出していないんですよね。

普段使いはやっぱり標準付近のレンズになるんですが、50mmをつけてうろついているとふとしたときに思いのほか寄れなくて歯がゆい思いをしたり。

最近写真家・野寺治孝さんの『旅写』にすごく感銘をうけたんですが、巻末で旅に持ち出すレンズとして50mmマクロに言及されていたり。

そんなこんなで、ここのところしばらく、標準付近の画角でもうちょっと寄れるレンズがほしいなと考えていたんです。

標準付近のマクロレンズって意外に少なくないですか?

調べてみたんですが、標準付近のマクロレンズって意外に少ないような……(特に現行レンズ)。

ぼくが使っているのはニコンのD750なので、候補になるものっていうとまずはこれ。

あるいは一世代前のこれ。

もっと。現役のMF用nikkor。妙に心惹かれるものがある。

MFということであればいっそこれに張り込んじゃう?

ネットで作例を見る限り、すごくよさそう。マクロじゃないplanarもすごくいいし。

あるいはこれとか。

いやいや。

……

まあ、50mmはすでに持ってるわけで、寄れなくて困るということがそうしょっちゅうあるわけでもなし、よほど掘り出し的に安いものが見つからない限りは必要ないかな~と思っていたわけです。

シグマの50mmマクロ

そんな中、ふとヤフオクを見てみたら、件のレンズが出品されていたわけです。

しかもお安くっ……!

…。

ただ、形式名で調べても、どういうレンズなのかよくわからないんですよね。

ちなみに、シグマの50mmマクロで検索すると、このレンズが出てくる。

このレンズそのものも旧製品扱いだけど、作例を見ても評判をみてもナカナカよさそうに思える。

ところが、ヤフオクに出ていたレンズには、「DG」の表記がないんだ(トップ画像参照)。他にも、フォーカスリングのデザインがちょっと違うとかといった違いもあるんですが。

シグマのサイトでは、「DG」の意味についてこういう解説がされている。

フルサイズのイメージセンサーに対応した高性能レンズです。35mmサイズデジタル一眼レフカメラ、フィルム一眼レフカメラ(ニコン F6、キヤノン EOS-1vのみ)、APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラにも最適です。

FAQ:レンズ | サポート | SIGMA|株式会社シグマ
FAQ:レンズに関する質問ページです

あれ?じゃあひょっとしてこのレンズD750で使えないんじゃないの?っていう。
ネットでは絞り開放でしか使えないみたいな記事も見かけたし……(ただし他マウント)。ソコが動作しないんじゃいくら安くっても結果としては高いよね(・_・;)

ただ、「DG」有りのレンズの価格.comのクチコミをずっと過去にさかのぼってみてみたところ、

  • 「DG」有りのレンズが現行製品として販売されていたころに、既に中古店に出回っていたらしいこと
  • 当時すでに、「DG」がないことの意味や影響についての質問が出ていたこと
  • その質問に対して、「非DGでも良いレンズ」「描写に大きな違いはない」「DGの方が逆光に強いが、そうでなければ普通のレンズ」といった回答がされていること

……がわかりました。

価格.comすごいね。こういうの集合知っていうのかな。言葉の使い方あってる?

この情報を総合すると、非DG→DGへの変更は比較的マイナーチェンジに属する変更なんだろうと。で、多分そのメインはコーティングの変更で、基本的な仕様そのものは引き継がれているんだろう、と(※ すべて推測)。

そう考えて、思い切って購入してみることにしたのです。

……シグマに問い合わたらいいのに!

外観チェック

というわけで、レンズが届いたので外観をチェック。

いかにもマクロレンズっぽい前玉近辺の作り。フィルター径は55mm。全体的にコンパクトな作りで手になじむ感じです。

マクロレンズらしく、絞りはF32まで。D750で使うときは絞りリングはF32にセットしておき、カメラ本体から絞り値を調整します。

EXバッヂ。

D750に装着したところ。

結果:D750でも問題なく使えました

まず結論。

D750でも問題なく使えました!逆光耐性とか解像のレベルだとかは、「DG」付きのものと比べることができないのでよくわかりません。ただ、少なくとも不満をは感じていないというか、ぼくのレベルでは十分です。

不安だった絞りの動作についても問題なし。なお、ニコンのカメラではマクロレンズを利用した場合には本来実効F値での表示がされるのですが、このレンズでは撮影倍率をあげてもF値の表示は変化しませんでした。

ただ、どうもこれは「DG」付きのレンズでもそうらしいですし、実効F値表示がされなきゃ写真撮れないというわけではないので、特に気になりません。

lightroomのレンズプロファイルは「DG」付で表示されますが、これも特に問題は感じません。

これからどんどん使っていきたい

というわけで、結構ドキドキしながら入手した標準マクロが無事に使えることが分かって一安心。

これからドシドシ使っていきたいと思っています。

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